アルバム制作が一息ついたところで。
過去の音源から自身を振り返る旅。
こういうことも、今しておかないと、また制作が始まってしまうとそれどころではなくなる。
今回の旅は音源として、手元に残っているモノが対象。
イメージだけでなく、実際の音源も聴きながら振り返ることに意義がある。
第1回は高校生時代の音源が見つかった「AUF HABEN」。
今聴いても、才能と個性の詰まった集団であり、熱心に取り組んでいた様子はよく伝わった。
基本的に全曲コピーであるわけだが、何よりもまず、今も普通に聴けた(笑)。
これは演奏が上手い下手ではなく、コピーの元曲が非常によくできているのだろう。
特にVOWWOWの曲などは、楽曲もさることながら、各楽器のアレンジが本当に秀悦に感じた。
学生バンドがコピーしても「ちゃんと構成されている」ように聴こえるのが素晴らしい。
多分、自分の曲をコピーされると、もうムチャクチャで聴いてられないだろうな(笑)。
ただ、選曲は当時流行したヘビーメタル中心・・・ヴォーカルの荷が重すぎる(笑)。
こんなハイトーンの曲ばかり選曲するなよ・・・。その節は申し訳ございませんでした。
メンバー自体はすでにプレイヤーでなかったり、現在もプレイヤーだったり。
自分自身、今はメインがプレイヤーです、とは言えないが、このころはプレイヤー全盛。
ドラムソロをやっているのが、今聴くと「若気の至り」を通り越し、聴きながら変な汗が出てました(笑)。
そのあとベースとの掛け合いがあって、その後ソロは素晴らしかった。だから全体的によかった、ということに。
全員、ほんとに熱く、且つくだらん話を散々したな。くだらなすぎて内容を覚えていないのが残念なくらい(笑)。
惜しむらくは、ドラムだけは生音ポコポコにシンバルのパシャーン。うぅ情けない・・。
ちゃんとPAしてたらどうなってたのかな、と、ふと考える。大して変わらんか、うるさい(笑)。
また多分このライブがつまらなかったら、この先に音楽は続けてなかっただろうな。
そう考えると、今につながる重要な分岐点ではあり、また関わったメンバーの影響が今も続いているのだろう。
今も影響を受けている?・・あぁ気持ちが悪い、もとい素晴らしいことだ(笑)。
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